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2016年11月06日 豆知識

制作者が知っておくべき!著作権について

皆さんこんにちは!長崎のホームページ制作会社、合同会社WebJoyです。

制作を行う際に実は著作権侵害をしているかも...

皆さん、著作権について調べたことはありますか?もし、調べたことがないあなたは実は勘違いをしているかもしれません。

知らなかったでは済まされない著作権、実は様々な技術を身につけるよりも大事な事なのです。

今回は、そのようなデザイナーが知っておくべき著作権について紹介をしたいと思います。

外注先にデザインを依頼、この場合著作権は誰に発生するのか?

例えばA企業がB制作会社にロゴデザインを外注依頼をしたとします。この時著作権が帰属するのはどちらでしょうか?

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通常、会社のロゴマークやチラシなどのツールは外注企業に依頼して制作してもらうことが一般的なのでこういうケースは知っておく必要があります。

実はこのケース、外注先のB制作会社に帰属します。

それは、何故でしょうか?

答えは簡単で制作者だからです。著作権は法律上では著作者に帰属します。著作者とは「著作物を創作する者」です。

この考え方は決しておかしいことではありません。

このような法律のおかげで、制作を行うデザイナー(上記の例で言うB制作会社)の制作物が不正利用されることを防ぐことができます。

だって、自分が作ったデザインを元々聞いてた話と違う勝手な使われ方をして、お金儲けや悪徳な方法で利用されたらどう思いますか?

作る気が失せますよね?

このような事が起きないように、著作権は制作者を守るための権利なのです。

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著作権を譲渡して欲しい場合は?

別途「著作権譲渡契約書」を外注先の制作会社と交わすようにしましょう。

このように別途契約を交わしてお互いに同意の意思を示すことで、法律より優先されて契約書の内容が効力を発揮します。

できればこの時に著作権に詳しい行政書士の方に相談をされた方がいいと思います。

他社サイトを画面キャプチャして掲載する

A社サイトを画面キャプチャして自社サイトへ貼り付けた場合、あなたの会社は著作権侵害になるのでしょうか?

答えはYESです。

当然画面キャプチャとはいえ、A社サイトの制作会社に著作権が存在します。そのため、無断で自社サイトへ貼り付けた場合、複製権・公衆送信権・翻案権の侵害になる可能性があります。

ただし、もしホームページ内に使用承諾について記載されていて画面キャプチャを利用しても問題がない旨が記載されていれば使用しても問題ありません。

ちなみにGoogleは使用承諾(プロダクト画像の使用)のページに記載されているとおり、改変をしていなければ画面キャプチャを利用しても問題がないようです。

captcha

デザインのパクリ

一時期デザインのパクリ問題が大きく取り上げられましたが、当然元々あるデザインの制作者に著作権は帰属しますので丸々コピーだと認められれば著作権侵害になります。

制作者であるかぎり様々なデザインは参考にすると思いますが、あくまで参考程度にするようにしましょう。

フリー素材サイトの写真の著作権

フリー素材サイトの写真とはいえ基本的に著作権は撮影者にあります。(パブリックドメインの場合を除く)

そして、サービス側の利用規約にて自由に使っていい範囲を定めています。もし規約の範囲を超えて使用してしまった場合はフリー素材サイトの写真とは言え立派な著作権侵害です。

フリー素材サイトの利用規約は厳重にチェックするようにしましょう。

※当然、素材サイトではないインターネット上に公開されている写真は著作権が発生するため絶対に使用しないようにしましょう。

特定の建物の写真やイラストの著作権

屋外に恒常的に設置されているものや建築物については基本的に利用が許可されています。(別途規定による例外もありますが…)

そのため、建造物の写真やイラストをデザインとして利用することは認められています。

しかし、写真もイラストもご自身で撮影・作成したものかフリー素材サイトの物を使ってください。それがトレースであってもです。

著作権の非親告罪化

現在は著作権は親告罪といって被害者自身が訴える事で成立する罪です。

それは何故かと言うと、一概に勝手に活用されることでデメリットばかりではなく「勝手に広めてくれている」というメリットの面も大きいからです。

しかし、今後著作権が非親告罪になる予定です。時期については未定ですが数年以内には制定されるようです。

海賊版の対策としては非常に有効と思われ、今後不正利用・複製等が減っていくのではないでしょうか?

著作権の保護期間

著作権は著作者の死後50年間保護され続けます。つまり、作成者が死後50年たたないと著作物を使用することはできません。

また、団体名義の場合や作者が不明の場合は、作品の公開後50年間が著作権の保護期間になります。

(この作者が不明の場合とは、ペンネームのみが公開されていて、本当の作者が誰なのか公表されていない場合等の死亡時期が不明な場合です。当然、途中で作者が判明した場合には、死後50年が正式な保護期間となります。)

この他に考えられることとして共同制作があります。この場合は、最後の作者の死後50年が著作権保護期間となります。

その他例外的保護機関として映画は死後70年と制定されています。

ちなみに国によっても著作権の保護期間は異なります。アメリカやEU加盟国等は死後70年、コロンビアは死後80年、メキシコはなんと死後100年が保護機関となっております。

著作権トラブルシューティング

自社サイトにCopyrightの文言を入れていなかった…

安心してください。実はCopyrightの文言を入れていなくても上記の著作権を侵害されたと認められれば著作権侵害が成立します。

著作権は制作物を制作・発表した時点で自動的に発生するものなのです。

しかし、Copyrightを入れることで著作者を明確にすることやその他様々なメリットが存在するため、今後は入れるようにしましょう。

それでも許可をとらずに使いたい

実は著作物を著作者に許可を取らずに使う方法もあります。

それは引用です。

引用とは、他社に著作権があり既に公表されている著作物を出所を明確に記載して、原型のまま表示をさせる事です。

引用は、厳重なルールを守った上で行う必要があります。こちらについては長くなるため必要な方はぜひご自身で調べてみてください。

「著作権を譲渡しないとは契約書に書いてない」と客先で言われた

契約書に書いていない事については何でもしていいというわけではありません。基本的に契約書に記載されていない事柄は法律に則って決まります。

そのため、契約書に記載していないという理由で著作権を譲渡する必要はありません。

まとめ

著作権は制作者にとって大事な権利であり守られるものです。それが例えば契約書を交わすようなレベルの話じゃなくてもです!

法律が関わる問題は知らないでは済みません。というより制作をしている人にも関わらず著作権について知らないという事は非常に危険な事なのです。

ちなみに。ネットで検索して知った豆知識ですが、

平原綾香さんの曲「ジュピター」には原曲が存在します。しかし、この原曲の作曲者ホルストは亡くなってから69年経過しているため著作権違反にはあたらないのです。

そして、現在平原綾香さんのジュピターには当然平原綾香さんに著作権が帰属しています。

これはちょっとした知識で紹介したかっただけですが、しっかりと制作を行う際は素材を調査して健全な取引を心がけるようにしましょう。


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この記事を書いた人

長崎のホームページ制作会社 合同会社WebJoy
代表社員 朝永祐太

長崎県にてホームページ制作を行っております。今の時代、Webを活用するためにはブログは必須だと感じ、最近ではブログ集客に力を注ぎ始めました。
実際に当ブログのアクセスを増加させることでよりよい提案ができればと考えております。
そして、近い将来、有益な情報配信を主とした企業を目指しております!

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